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【イベントレポート】さくらの聖夜2018を開催しました

2018年12月25日(火)に、さくらインターネットがお送りするクリスマスイベント「さくらの聖夜2018」を開催しました。毎年恒例となっております本イベントですが、今年の会場は東京都渋谷区のTECH PLAY Shibuya。クリスマスの夜ということもあり渋谷は非常に多くの人でごった返しておりましたが、70名以上の方にお越しいただきました。ありがとうございます。

さくらの働き方、私の働き方

1本目のセッションはさくらインターネット株式会社 代表取締役社長の田中より、「さくらの働き方、私の働き方」と題して、今のさくらインターネットではどのような働き方をしているのかについて話がありました。日本ではこれまで製造のプロセスに強みを持ち、いかに均質な労働力を確保するかといった点にフォーカスしていました。働き方もそれに最適化されたものになっていましたが、これから変化のスピードが速くなった社会において、「技術・寛容性・才能」を軸とする知識集約型ビジネスへ変化していくうえで、さくらインターネットはどのように働き方を変えていっているのか、自身の話も交えて説明していました。

日本初の衛星データプラットフォームTellusと、それを支える人々

2本目のセッションはさくらインターネット株式会社 フェローの小笠原より、宇宙ビジネスの市場規模と宇宙データを活用することでどのようなことができるのかといった話から、日本初の衛星データプラットフォームTellus(テルース)で実現しようとしていることについての話がありました。宇宙ビジネス市場は世界全体では38兆円の市場があり、主要な売り上げは衛星通信(データの利活用・放送/通信)によるものだそうですが、日本ではまだまだ利用が進んでいないという状況だそうです。Tellusではスタートアップがデータ利活用できるプラットフォームの提供とともに、さまざまな得意分野を持つ企業とアライアンスを組んで日本における宇宙ビジネスを広げていこうとしているという話がありました。また、堅いイメージがある宇宙ビジネスについて、より多くの人に身近に感じてもらうために運営しているオウンドメディア宙畑(そらばたけ)の紹介がありました。現在Tellusはオープンβとして提供中で、「皆さんも触って意見をください!」とのことでした。

乾杯&バズワード大戦

2つのセッションが終わったところでお食事やお飲み物が用意され、3つめのセッション「前佛&横田のバズワード大戦2018」の冒頭で乾杯がおこなわれました。

毎年恒例となっている横田謹製のハイプサイクルによる今年の振り返りとともに、今回は「平成最後のさくらの聖夜」ということで、平成の流行語大賞の中でインターネット・テクノロジーがどのように扱われてきたのか振り返っていました。

ライトニングトーク(LT)大会!

バズワード大戦からの懇親会の雰囲気の中、LT大会がおこなわれました。今年も多くの方にLTをしていただくことができました。LTの一覧は以下の通りです。(発表順、敬称略)

  • 「平成生まれにこそススメたい!さくらとヤマハのハイブリッド!」(っ´∀`)っ ゃー (パイプライン)
  • 「sakura.ioとAlibaba Cloudを繋いでみた」てらおえいさく(SBクラウド)
  • 「クラウド時代の通信インフラを考える)冗長化してみた)」浅見祐樹 (VTJ)
  • 「FlashAirでリアルタイムに写真を転送する」江草陽太 (さくらインターネット)
  • 「batfishでネットワークのconfigのテストをする」勝男(NTTコミュニケーションズ)
  • 「ノベルティカンファレンスのご案内」たなはる
  • 「PyCon JPのご案内」@koedoyoshida (koedolug/PyCon JP/Debian JP)
  • 「JANOG43参加者募集」うんの(シトリックス)

リアルタイム写真転送のデモをする江草

ケーキ入刀

LT大会も後半に突入するかといったところで、ようやくケーキが到着!

こちらも毎年恒例となりました田中によるケーキ入刀です。

というわけで、2019年もさくらインターネットをよろしくお願いいたします。
乞うご期待!!

執筆:さくらインターネット 技術本部 ビジネス推進グループ
大喜多 利哉