さくらインターネット、顧客システムとクラウドを専用線で接続する「プライベートリンク」を提供開始
〜オンプレミス環境とさくらのクラウド・専用サーバを大容量回線でセキュアに接続〜

自社運営のデータセンターでインターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社（本社：大阪市中央区、代表取締役社長：田中 邦裕）は、顧客のシステム（オンプレミス環境）とさくらインターネットのデータセンターを専用線で接続する回線サービス「プライベートリンク」を2015年8月3日より提供開始いたします。

IT専門調査会社のIDC Japanは、「2019年の国内パブリッククラウドサービスの市場規模は、2014年の3倍になる」と予想^※しており、システムを構築する際にクラウドサービスを第一に選択する「クラウドファースト」の流れはますます強まっていくと考えられます。クラウドサービスは、「事業者のリソースプールを利用可能なため、いつでも拡張できる」「1時間単位での利用となるため、不要になったらいつでも解約できる」「従量課金のため、使った分だけ料金を支払えばよい」などの理由で選択されています。一方で、「システムの規模、利用機材などをすべて自由に決められる」「システム全体を所有するため、他利用者の影響をまったく受けない」などの理由で、企業がシステムを自社運営するオンプレミス環境は残ると考えられます。今後は、クラウドサービスとオンプレミス環境をバランスよく有効に使い分けるとともに、それらをシームレスにつなげるニーズも高まると予想されます。

今回提供を開始する「プライベートリンク」は、オンプレミス環境とさくらインターネットが提供する「さくらのクラウド」や「さくらの専用サーバ」などのインフラサービスを、インターネットを介さず安全な環境で接続する回線サービスです。セキュアな環境の実現だけでなく、最大10Gbpsの広帯域による安定した接続も実現します。

※出典：IDC Japan 株式会社プレスリリース「国内パブリッククラウドサービス市場予測を発表」
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20150128Apr.html（2015年1月28日発表）

▲「プライベートリンク」提供イメージ

〈参考情報〉

・ハイブリッド接続

https://www.sakura.ad.jp/services/hybrid/

・「プライベートリンク」のサービス仕様やお申し込み方法など

https://cloud-news.sakura.ad.jp/privatelink/