さくらインターネットと図研ネットウエイブが提携し、 仮想型の次世代ファイアウォール製品「FortiGate仮想アプライアンス」を さくらのクラウドで2020年2月27日より提供開始

　インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：田中 邦裕）は、 IT 製品のディストリビューターである図研ネットウエイブ株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：中村 郁生）と提携し、仮想型の次世代ファイアウォール製品「FortiGate仮想アプライアンス」を、さくらのクラウドにおいて2020年2月27日より提供開始します。

　「FortiGate」はFortinet社が開発するセキュリティアプライアンスです。「さくらのクラウド」では、これを仮想化したイメージを「FortiGate仮想アプライアンス」として提供します。

　インターネットやソーシャル技術などの浸透により、それを前提とした社会構造の転換が進められようとしています。そのような変化の中でネットワークセキュリティについて、あらゆるシステムで高いセキュリティレベルが要求されるようになりました。お客さまが構築したサービスやサーバーの出入り口に「FortiGate仮想アプライアンス」の導入により対策を設け、VPNによる拠点間接続を行うなど、外部からの不正アクセスや攻撃を検知しアクセスの許可や拒否をすることで、外部の脅威から事業を保護することが可能となります。

　さらに、提供されるサービスシステムだけでなく社内環境においても「クラウド化」が注目を集め、インターネットを活用したシステムの構築が求められはじめました。「FortiGate仮想アプライアンス」は、物理アプライアンスのファイアウォール製品として人気が高い「FortiGate」と同じオペレーティングシステム「FortiOS」をご利用いただけるため、オンプレミス環境などで既に物理アプライアンスの「FortiGate」をご利用いただいている方にも、そのままの設定や操作感で利用いただくことが可能で、クラウド環境へ移行いただきやすい製品です。

　さくらインターネットは今後もさらにこのような提携ビジネスを拡大し、「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、インフラサービスだけではなし得ない新しい価値の提供を目指します。

　また、さくらインターネットと図研ネットウエイブは本提携を通じて、お客さまがより安全・安心な環境でビジネスに注力できるよう、尽力して参ります。

さくらのクラウド「FortiGate仮想アプライアンス」について

特徴

「FortiGate仮想アプライアンス」は、基本的な機能なネットワークサービスの提供から業界をリードするセキュリティサービスの提供まで幅広く対応する仮想型の次世代ファイアウォール製品です。

高性能の脅威保護機能、ダッシュボード上のリスク評価や可視化など、さまざまな環境、ビジネスシーンに合わせた柔軟に対応可能な設計が導入され、多様な機能を有しています。

サービスプランとライセンス

必要とするサーバーのスペックに合わせてサービスプランを選択いただいたうえで、必要な機能に応じてライセンスを組み合わせて、ご利用いただくことが出来ます。

月額料金（税込）

※ 別途「さくらのクラウド」のサーバー利用料金が発生します。
※「FortiGate仮想アプライアンス」をインストールしているディスクは、サーバー停止中もディスクの利用料金が発生します。

提供開始日

2020年2月27日（木）

さくらのクラウドニュース

https://cloud-news.sakura.ad.jp/2020/02/20/fortigatevm_announcement/

エンドースメント

このたびの発表にあたりコメントを頂いております。

フォーティネットジャパン株式会社 社長執行役員 久保田 則夫さま

「このたび、さくらインターネット社が弊社の次世代ファイアウォールFortiGateの仮想アプライアンスを採用し、「さくらのクラウド」のサービスとして提供を開始されたことを心より歓迎いたします。クラウド環境への移行がますます進む中でFortiGateは、高まるセキュリティ対策のニーズに対しお役に立てるものと確信しております。図研ネットウエイブ社の販売ご支援のもと、今後さくらインターネット社のクラウドサービス上で幅広く展開されていくことを期待しております。」

 

※記載の内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。