さくらのクラウド検定
さくらのクラウド検定とは
「さくらのクラウド検定」は、デジタル技術を基礎から実践まで幅広く学べる認定試験です。この検定は、ITインフラの初心者や、さくらのクラウドの利用を検討している方、または既に利用している方でさらにスキルを深めたい方を対象としています。クラウドのアーキテクチャ設計を中心に、実務で直接活用できるスキルを身につけることができます。
受検のメリット
さくらのクラウド検定を受検することで、クラウドやネットワーク、ハードウェアといったデジタル技術の基礎から始まり、さくらのクラウドの全体像と具体的なアーキテクチャ設計の技術を深く理解することができます。また、クラウドのセキュリティ、データ管理、ネットワーク設計など、実務で求められる高度なスキルも習得します。この検定を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なリテラシーを身に付け、DXを推進し、変革を自分の事として捉え、積極的に取り組む人材の育成を支援します。
さくらのクラウド検定の試験範囲(シラバス)
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クラウド
クラウドサービスの歴史、クラウドの基本的な特徴、クラウドサービスの形態、クラウドとオンプレミス
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ハードウェアとソフトウェア
コンピュータを構成するハードウェア、コンピュータの種類、ソフトウェアの種類、サーバの種類、仮想化技術、コンテナ
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ネットワーク
ネットワークを構成するハードウェア、ネットワークの仕組み、インターネットの仕組み
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セキュリティ
情報セキュリティ管理、情報セキュリティ対策、セキュリティ実装技術、セキュリティ関連法規
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システムマネジメント
システム運用、事業継続計画
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クラウドインフラストラクチャー
さくらのクラウド、さくらのVPS
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クラウドアプリケーション
さくらのレンタルサーバ
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物理基盤サービス
ハウジングサービス、さくらの専用サーバ PHY、高火力 PHY
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さくらのクラウドの周辺サービス
さくらのドメイン、さくらのSSL、ImageFlux、さくらのIoT、マーケットプレイス
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サービスを支えるデータセンター
データセンターを構成する要素、災害対策、セキュリティ対策
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さくらのクラウドで実現するシステム構成設計
コンピューティングリソース、ストレージ、ネットワーク、データベース、データ処理、他サービスとの連携
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セキュリティの設計
リソースのセキュリティ、データのセキュリティ、アプリケーションのセキュリティ
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可用性と拡張性の設計
可用性の設計、拡張性の設計
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コストパフォーマンスの設計
さくらのクラウドのコスト設計、コンピューティングリソースのコスト設計、ストレージのコスト設計、ネットワークのコスト設計、データベースのコスト設計
よくあるご質問
- 実施スケジュール
- 初回は2024年夏に予定しており、その後は3か月ごとに継続して実施します。
- プラットフォーム
- 株式会社 zero to oneが提供するプラットフォームを使用します。
- 受検条件
- 自宅や任意の場所からオンラインで受検が可能です。パソコンを用いたブラウザでの受検を推奨します。
- 試験形式
- 60分間で約100問を出題予定です。
- 受検料
- 受検料の詳細は検討中です。学生向けの特別料金を設定する予定です。
初回の開催は2024年夏を予定しており、その後は3か月ごとに開催します。詳細はWebサイトで随時更新します。
オンライン動画による教育コンテンツを提供しております。詳細は教育コンテンツ(オンライン教材)をご覧ください。
応募方法については、Webサイトで詳細を発表します。
「さくらのクラウド」のサービス拡充に伴い、シラバスも随時更新されます。
受検料は現在検討中です。学生向けの特別料金を設定する予定です。
情報処理技術者試験のITパスポートよりもやや難しいものとなる予定です。
当初は基礎的な検定1つを提供しますが、将来的にはより専門的な検定も導入する可能性があります。
有効期限は設けませんが、シラバスのバージョンに応じて認定を行います。シラバスが更新された際は、再受検の負担を軽減する仕組みを検討しています。
ITインフラの初心者、さくらのクラウドの利用を検討している方、または既に利用している方でさらにスキルを深めたい方を対象としています。企業だけではなく、学生にも受検を奨励しています。