次世代育成支援
さくらのスタートアップ支援
さくらのスタートアップ支援プログラム
さくらインターネットでは、スタートアップ、ベンチャーを対象に、ビジネスに不可欠なサーバーインフラの提供、コンサルティングなどを無料で行っています。
当社は、代表の田中が舞鶴高専在学中の1996年に、学内ベンチャーとして創業した会社です。会社経営の経験のない当時18歳の田中は、様々な困難に見舞われましたが、たくさんの企業や個人の方々にあたたかいご支援をいただき、今日に至ります。
「創業時の皆さまへのご恩を忘れず、次世代の起業家への支援としてお返ししていきたい」そんな田中の想いにより、スタートアップ支援を実施しています。
当時と比較すると、現在は会社設立に関する法改正やコワーキングスペースの充実等によって、創業のハードルはずいぶんと下がってきています。しかしながら、ウェブサービスやアプリを開発するために不可欠なサーバーの費用は事業の立ち上げ時から発生し、サービスが急成長する際には予想を大幅に超える金額となることもありえます。そのような負担を少しでも軽減していきたいと考えています。
さくらインターネットは「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもと、全てのスタートアップ、ベンチャーを応援してまいります。

人材育成
子供向けプログラミング教室「KidsVenture」
2015年、さくらインターネット、ビットスター、ナチュラルスタイル、jig.jpの有志メンバーが、東京・大阪・札幌を中心に、小学生を対象とした電子工作・プログラミング教室を開始。
2016年6月には、開催地を拡大するとともに、協賛企業から教材提供を募りプログラム内容の充実をはかるなど、本格的に活動していくための非営利団体として「KidsVenture」を立ち上げました。
現在は、新たにアイティーエムとアイティプロジェクトの2社を主催会社に加え、東京・大阪・札幌の拠点で実施するワークショップをはじめ、大規模災害被災地の子供たち、障がいや病気を持った子供たち、恵まれない海外の子供たちなどに向けても「つくる楽しさ」「学ぶ喜び」を体験できる場を提供しています。
子供用プログラミング専用パソコン「IchigoJam(イチゴジャム)」をはんだごてを使って組み立てる電子工作から、プログラミング言語「BASIC(ベーシック)」を使ったオリジナルゲームの作成をはじめロボットやセンサーの制御などを主なカリキュラムとしています。

さくらの学校支援プロジェクト
さくらインターネットでは、2017年よりデータセンターのある石狩市への地域貢献として「さくらの学校支援プロジェクト」の前身となる活動を開始しました。
本活動では、2020年に小学校でのプログラミング教育が必須となることを受け、小学校及び教育委員会への支援を行いました。活動開始時に設定した目標を2年間かけて着実にクリアし、石狩市教育委員会や有志の先生が主導してプログラミング教育に取り組む体制を構築しました。
その結果、北海道内の他自治体からも支援のご要望をいただくようになり、2019年度から新たに「さくらの学校支援プロジェクト」と名称を改め、北海道内や大阪府門真市でこのノウハウを生かし、支援を行いました。現在は、一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ)が主催する「ワクワクする学び場創造研究会」に参画するなど、引き続き学校でのプログラミング教育およびICT活用教育への支援を行っています。
また、本活動によるプログラミング教育の普及啓発の功績が認められ、令和3年度文部科学大臣表彰(理解増進部門)を受賞いたしました。

高専支援プロジェクト
高度IT人材の発掘が社会全体の課題となっている中で、将来のIT人材創出に向けて、全国の高専生向けに教育支援活動をしています。これまで、クラウド・IoTサービスの体験ハンズオンや石狩データセンターオンライン見学会、当社サービスを用いた教材の共同制作などをしてきました。当社の教育支援活動が、各校の授業や研究、さらには時代に則した技術の習得の基盤となり、一人でも多くの優秀なIT人材の創出の一助となるよう、努めてまいります。
