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合格者の声

約30名の会社で19名が合格!ネットアシストが検定に取り組む理由

2026年第1回アドバンスド試験ほか合格

24時間365日の有人監視・運用保守を強みとする株式会社ネットアシスト様。約30名の企業でありながら、さくらのクラウド検定ベーシックの合格者は19名にのぼり、営業からエンジニアまで会社全体で取得を進めています。さらに、2026年6月開催のさくらのクラウド検定アドバンスドの初回試験にて、わずか54名の合格者のうち1人を同社から輩出しました。今回は、経歴も担当領域もさまざまな4名の合格者にお集まりいただき、受検のきっかけから学習法、そして合格後に実務がどう変わったのかを伺いました。

プロフィール

渡邊 廉 さん
(MSP事業部 運用チーム マネージャー/さくらのクラウド検定ベーシック合格)
2021年5月に営業として入社。約2年後に運用チームへ異動し、インフラエンジニアとしてリーダーを経て現マネージャー。
魚浦 隆志 さん
(MSP事業部 運用チーム シニアエンジニア/さくらのクラウド検定ベーシックおよびアドバンスド合格)
2016年入社。運用フォロー・新人研修に加え、一部の設計構築も担当。
福岡 紀元さん(MSP事業部 運用チーム スタッフ/さくらのクラウド検定ベーシック合格)2025年11月入社。前職は海外ホテルのレストラン勤務。知識ゼロから入社半年でさくらのクラウド検定ベーシックに合格。
金城 行浩 さん(MSP事業部 開発チーム フルスタックエンジニア/さくらのクラウド検定ベーシック合格)2014年入社。顧客向けポータルや社内システムの開発を担当。設計からヒアリングまで幅広く対応。

——そもそも、ネットアシストの皆さんが受検された経緯、きっかけは何だったのでしょうか?

<渡邊さん>

さくらインターネットとの長年のパートナーシップに加え、ガバメントクラウドに認定された国産クラウドとして今後さらに注目が高まる、といった背景から、会社全体で順番に検定を取得する流れが生まれました。

<金城さん>

「さくらのクラウド」はそもそもUIが分かりやすく感覚でも使えるクラウドですが、だからこそ「この部分はこうなっている」と体系的に学べる手段が検定という形で初めて登場した。そこがいいなと思って受けました。

<福岡さん>

自分はエンジニア経験どころかIT企業での勤務経験もなく。3か月のメンター研修を経て実務に入ったものの、「聞いてはいるし実務にも慣れてきたけれど、説明はできないし体系的には理解していない」という状態だったと思います。ですが、ベーシックは「そもそもクラウドって何? ハードウェア・ソフトウェアって何?」というレベルから入るので、あやふやだった知識を定着させるのにすごく役立ちました。

<魚浦さん>

ベーシックに合格した以上、次はアドバンスドしかない。それに、ベーシックで手ごたえがあったので、挑戦しました。

——まずはベーシックに合格されたお三方にお伺いします。どのように学習されましたか?

<渡邊さん>

期間は1か月弱、トータルで30〜40時間くらいでしょうか。通勤の電車が片道30分以上あるので、その時間に動画やPDFの教材を進めて、休日にまとめて取り組むという形でした。ただ、私はもともとエンジニアではないので、資格試験は紙のテキストや問題集で覚えたい派なんです。教材が動画・PDF中心だったので、そこは自分の学習スタイルと合わせるのに少し苦労しました。

<金城さん>

zero to oneの教材(公式オンライン教材)を1日30分ずつ、1か月ほど。休日は2〜3時間まとめて取り組みました。それに加えて、PDFをダウンロードしてAIに読み込ませ、模擬問題を500〜700問ほど解きました。少し心配性なので、やりすぎなくらい演習した形です。

<福岡さん>

周りに先に合格した人が多かったので、話を聞きながら進めました。特に役立ったのは、AIに一問一答のリストを作ってもらったことです。AIの音声チャット機能を使って、料理をしながらや移動中に口頭で問答して、間違えた問題だけを後から復習していました。

——学習中、印象に残ったことや、工夫したことがあれば教えてください。

<渡邊さん>

印象的だったのは、自社サービス名の検定でありながら、クラウド全般や情報セキュリティ関連の法規まで範囲に含まれていることです。自社サービスを使ってもらうための試験になりがちなところを、そうではなく「クラウド人材・IT人材の裾野を広げる」という考えが感じられた。そこに感銘を受けました。

<金城さん>

利用上限などの注意事項も、体系的な知識と併せて学べるのが良かったです。細かいところでいうと、私は合成音声のナレーションが少し苦手だったのですが、再生速度を1. 1倍にすると格段に聞き取りやすくなりました。同じように感じる方にはおすすめの工夫です。

——合格されてからの変化はありましたか?

<渡邊さん>

以前は「必要だから」「こういう構成だから」と、機械的に見積もりや構成を拾っていたところがありました。検定と業務を通じて「ここにスイッチがいるよね」「ここはブリッジ接続だ」と具体的に理解できるようになり、構成図を見たときの納得感がまったく変わりました。

<福岡さん>

GSLBなど、「これ、検定でやったやつだ!」という場面が日々あります。管理画面をお預かりしておらずサーバの情報しかないお客様でも、通信の流れをイメージできるので、「ここが止まっているかもしれないので、確認してもらえますか」と提案ができるようになりました。

——ベーシックの受検はどんな方にお勧めですか?

<渡邊さん>

インフラエンジニアの方は、まず取った方がいいと思います。Linux系の資格と並んで、クラウド全般の知識を体系的に学べます。あとは、各企業の情報システム部門やIT担当の方にもおすすめです。情報セキュリティ関連の法規も範囲に入っているので、私たちのような運用保守の会社とのやり取りもスムーズになるはずです。

<福岡さん>

クラウド未経験の方にこそおすすめしたいです。コンピュータの仕組みといった基礎から学べますし、私自身、知識ゼロの状態から半年で取得できました。経験が浅くても、とりあえず挑戦してみてほしいです。

——続いて、アドバンスドに合格された魚浦さんにうかがいます。

<魚浦さん>

初回試験での合格、また54人しかいないという、数少ない合格者の1人になれたことで、社内でも話題になりました。

——アドバンスド試験に向けてどのように学習されましたか?

<魚浦さん>

学習時間はのべ30〜40時間ほど。平日は10分から60分、休日にまとめて取り組みました。zero to oneを一通り解いたあとは、AIで仮想問題を作ってひたすら演習しています。公式の練習問題は数が限られるので、前日と当日まで解かずに温存しておいて、「公式問題が解ける=受かるはず」と考えて最後の仕上げに使いました。

ただ、アドバンスドで一番効いたのは実際にクラウド環境を触って検証することです。業務で使う要素がかなりあって、触らないと概要が分からない場面もありました。業務環境や社内の検証環境が、そのまま学習に役立ちましたね。

難しかったのはサーバの構成を自分で考える設問です。初回試験で合格体験記も世に出ていないなか、公式サイトの情報も限られていて、AIに考えさせてもほぼ使いものになりませんでした。逆に、各サービスに関わる情報は対策しやすかったです。普段Web系サーバの構築が多いので、ウェブアクセラレータ周りは実務経験が活きました。

——合格後に何か変化はありましたか?

<魚浦さん>

設計の相談をもらったときに、「こういう構成がいいですよ」と自信を持って話せるようになりました。初回試験で、しかも少ない人数のなかで合格できたことも、自分にとって大きな自信になっています。

——アドバンスドの受検はどのような方にお勧めですか?

<魚浦さん>

ベーシックで手ごたえを感じた方は、ぜひ挑戦してほしいです。学習法自体はベーシックに近いのですが、要件を「考える」場面が増える分、構成設計のところは難しく感じると思います。それでも、サービス周りをしっかり学んでおけば可能性は変わってきます。まだ案件の構築を多く経験していない方でも、まずは勉強して受けてみる価値があると思います。

——改めて皆さんに伺います。ネットアシストさんは、2026年に入ってからオウンドメディア「さくらのクラウドラボ by NETASSIST」の運営も始められましたね。

<渡邊さん>

はい、11名のメンバーが主体となって、毎週3本+α、平均すると週5本ほどを執筆しています。2月に立ち上げて、半年で記事は140本以上になりました。大半がさくらのクラウドに関するもので、一部VPSなども扱い、AI関連も少しずつ増えてきました。7月にはデザインをリニューアルして、メルマガの登録欄も新設しました。

執筆を通じて業務知識の整理ができるのも大きな効果です。たとえば負荷が上がったときのシャットダウンと強制停止で挙動がどう違うのか、といったことを改めて記事にまとめ直したこともありました。採用例の少ないサービスも、記事のために調べることで仕様や注意点の理解が深まっています。

——記事の執筆時にさくらのクラウド検定が役に立つこともあるんでしょうか?

<金城さん>

ありますね。検定になっている以上、「正しい知識」という担保があるので、記事を書くときの裏付けとしてとても心強いです。実際に、検定の学習サイトにしか載っていなかった実務的なコマンドの情報が役立ったこともありました。

——最後に、今後の展望を伺いたいです。

<渡邊さん>

次はさくらのAI検定に挑戦したいです。業務でもAIを使う場面が増えていますし、マネージャーとしてメンバーに正しく使ってもらうためにも、自分がきちんと理解しておく必要があると感じています。アドバンスドについても、ベーシックの基礎から学び直して、新人研修ができるくらいのレベルを目指していずれ挑戦したいですね。

<金城さん>

AI関連機能の開発を始めているところなので、さくらのAI検定の学習を開始しました。アドバンスドについても、いずれ挑戦したいと思っています。

<福岡さん>

まだ自分には早い気もするのですが、さくらのAI検定かアドバンスドか、どちらかには挑戦したいです。