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衛星データプラットフォーム「Tellus」が、優れたテクノロジーやサービスを称える「知財番付2020」の西の横綱を受賞

 さくらインターネット株式会社が経済産業省事業として開発・運用する、クラウド上で衛星データの分析ができる日本発の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」は、株式会社知財図鑑が発表した「知財番付2020」で西の横綱を受賞しました。

 「知財番付」とは、優れたテクノロジーやサービスを称えるために、「特に世界を進化させる可能性を持つ」と評価されたものを番付として公開するものです。番付を主催する株式会社知財図鑑の独自の評価指標により、2020年に知財図鑑に掲載された知財の中から、東西それぞれから5点ずつ、合計10点が選出されています。初開催となる今回、「Tellus」が西の横綱を受賞しました。

受賞理由

 官民の枠を越えた衛星データのオープンプラットフォーム「Tellus」は、専門性・応用性・アクセシビリティ指標において高く評価され、2020年に知財図鑑※に掲載された220点あまりの知財の中から「最も期待される知財」となりました。

 さくらインターネットは今後も随時Tellusのアップデートを行い、より魅力的なプラットフォームにすべく尽力いたします。そして、Tellusを通じて衛星データと地上データの産業利用を促進することにより、衛星データによる新たな価値創造による日本の経済力強化へ貢献してまいります。

※知財図鑑とは、株式会社知財図鑑が公開する世界を進化させる可能性のある「すごい知財」に出会えるデータベースです。

衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」について

■概要

 Tellusは、さくらインターネットが経済産業省の「政府衛星データのオープンアンドフリー化・データ利活用促進事業」として、開発・運用に取り組んでいる衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、アプリケーションなどの開発環境、衛星データ活用のためのトレーニングおよび衛星データコンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を有しています。また、Tellusには衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。

 本プラットフォームの名称は、宇宙から得られる地上のデータにより豊かな未来を作り出したいという意を込め、大地の女神「Tellus(テルース)」から取っています。

・Tellusウェブサイト

 https://www.tellusxdp.com/

・Tellusロゴ

参考情報

・さくらインターネット、クラウド上で衛星データの分析ができる日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」を運用開始 〜衛星と地上データによる新たなビジネス創出に寄与し、日本の経済力強化へ〜(プレスリリース)
 https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/pressreleases/2019/02/21/1968199564/

・衛星データプラットフォーム「Tellus」、衛星・地上データのマーケットが本格始動〜気象・防災・行政など多種多様なデータなどのツール売買が可能に〜(プレスリリース)
 https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/pressreleases/2020/12/23/1968205871/

・「未来を明るくする、衛星データプラットフォーム『Tellus』」(「知財図鑑」掲載)
 https://chizaizukan.com/property/property039.html

・「知財番付2020」公式ページ
 https://chizaizukan.com/banzuke02