国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、2008年11月5日、インターネットデータセンターを支える基幹ネットワークであるバックボーンネットワークの回線容量を、146Gbpsから166Gbpsへ増強したことをお知らせいたします。
当社は、従来からデータ配信能力の高いデータセンターとして、国内最大級のバックボーンネットワークを構築・運用してまいりました。今年9月のインプレスビジネスメディア社の調査によると、インターネットデータセンター回線総量ランキング※1では当社は第2位となっており、この時点での調査データを元にいたしますと、今回の166Gbpsへの増強により当社が第1位となります。
今年5月の総務省の発表によると、国内ブロードバンド契約者のダウンロードトラフィック総量は、2005年5月からの3年間で約2倍に増加し、880Gbpsに達すると推定※2されています。当社は、この様なトラフィックの増加に対応すべく、今年7月のバックボーンネットワークの増強に続き、この度さらに20Gbps増強し、コンテンツ配信能力を強化いたしました。
昨今のインターネット接続環境のブロードバンド化の進展とコンテンツ量の増大、大容量化などにより、データセンターには継続的なコンテンツ配信能力強化が求められています。当社は、今後も継続してバックボーンネットワークの強化に取り組み、コンテンツ配信能力の更なる向上と日本のインターネットコンテンツの発展を支えてまいります。
当社バックボーンネットワークの詳細につきましては、以下のウェブページをご覧ください。
http://www.sakura.ad.jp/about_sakura/backbone/
※1 インプレスビジネスメディア「インターネットデータセンター完全ガイド2008年秋号」(2008年10月1日発行)
※2 総務省「我が国のインターネットにおけるトラフィック総量の把握」(2008年8月29日)
参考資料:インプレスビジネスメディア「インターネットデータセンター完全ガイド2008年秋号」『iDCなんでもランキング「インターネット回線総量Top20!」』(2008年10月1日発行)
順位 |
会社名/サービス名称 |
回線総量 |
1 |
USEN BROAD-GATE 02 ビジネスiDC ハウジングタイプ<UCOM 東京第 1DC> |
150Gbps超 |
2 |
さくらインターネット データセンターサービス |
146.1Gbps |
3 |
ケイ・オプティコム データセンターサービス |
137Gbps |
4 |
KDDIデータセンターサービス |
91Gbps |
5 |
Bit-isle iDC サービス |
90Gbps |
6 |
ソフトバンクIDC |
67Gbps |
7 |
BIGLOBE ハウジングサービス |
65Gbps |
8 |
BUSINESS ぷらら ハウジングサービス NTTぷらら |
60Gbps |
MEXハウジングサービス |
60Gbps以上 |
SRIハウジングサービス ソフィア総合研究所 |
60Gbps |
11 |
DataCenter ソフトバンクテレコム |
59Gbps |
12 |
ブロードセンター ビック東海 |
51Gbps |
13 |
WebARENA Symphony NTTPCコミュニケーションズ |
50Gbps |
14 |
ブロードバンドタワー データセンターサービス |
45Gbps |
15 |
iTSCOM.net for Business イッツ・コミュニケーションズ |
35Gbps |
16 |
データセンターサービス フリービット |
33Gbps |
17 |
ZAQサーバハウジングサービス 関西マルチメディアサービス |
29Gbps |
18 |
NTTビズリンク nDC |
27.5Gbps |
19 |
マルチフィードサービス インターネットマルチフィード |
19.2Gbps |
20 |
野村総合研究所 |
19Gbps |