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さくらインターネットのインフラと学術情報ネットワーク「SINET」との連携サービス「SINET接続サービス」が
7月1日より「SINET5」に対応
〜「SINET5」と冗長化した10Gbps回線で接続〜

自社運営のデータセンターでインターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)のインフラサービスと、学術情報ネットワーク「SINET」との連携サービス「SINET接続サービス」は、7月1日より「SINET5」に対応します。これにより、「SINET5」に加入している大学や研究機関等は、「SINET5」経由で当社の各種インフラサービスにアクセス可能になります。

「SINET」とは、日本全国の大学、研究機関等の学術情報基盤として、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長:喜連川 優、以下NII)が構築・運用を行う学術情報ネットワークです。全国にネットワークの接続拠点を設置し、大学・研究機関等に対して先端的なネットワークを提供しています。また、国際的な先端研究プロジェクトで必要とされる国際間の研究情報流通を円滑に進められるように、多くの海外研究ネットワークとも相互接続しています。2016年4月からは、従来の学術情報基盤である「SINET4」を発展させた「SINET5」の本格運用が開始されました。クラウドやセキュリティ、学術コンテンツを全国100Gネットワークで有機的につなぎ、800以上の大学等にハイレベルな学術情報基盤を提供しています。

当社はこれまで「SINET4」と石狩データセンターを100Mbpsの専用線で接続していましたが、このたび「SINET5」が提供開始になったことをうけ、7月1日より「SINET接続サービス」を刷新し、「SINET5」に対応させることとなりました。

新しい「SINET接続サービス」では、「SINET5」と当社のインフラサービスを10Gbps回線※で接続します。通信経路は冗長化しており、信頼性の高い広帯域のネットワークを提供可能です。

さらに、異なるサービスやゾーン間をレイヤ2ネットワークでつなぐオプションサービス「ハイブリッド接続」により、石狩データセンターおよび東京地区のデータセンターが利用できます。大学、研究機関等の「学内のWebサーバーをアウトソースしたい」「授業で生徒に貸すサーバーが一時的に欲しい」などのさまざまなニーズに合わせて、当社のインフラサービス「さくらのクラウド」「さくらの専用サーバ」「ハウジングサービス」「リモートハウジング」を活用いただけます。

サービス概念図

■帯域

10Gbps

■対応インフラサービス

・「さくらのクラウド」(石狩第1ゾーン/石狩第2ゾーン/東京第1ゾーン)
  https://cloud.sakura.ad.jp/

・「さくらの専用サーバ」(石狩第1ゾーン/石狩第2ゾーン/東京第1ゾーン)
  http://server.sakura.ad.jp/

・「ハウジングサービス」(西新宿データセンター/代官山データセンター)
  http://datacenter.sakura.ad.jp/housing/

・「リモートハウジング」
  http://datacenter.sakura.ad.jp/remotehousing/

■料金

当社の営業部 文教チーム(edu-ml@sakura.ad.jp)にお問い合わせください。

■提供開始日

2016年7月1日

※10Gbps(ベストエフォート)回線を最大10機関で共有いただきます。ご利用機関数に応じて、回線の増設を図ります。

参考情報

・学術情報ネットワーク
  http://www.sinet.ad.jp/

・ハイブリッド接続
  https://www.sakura.ad.jp/services/hybrid/

※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。

■さくらインターネット株式会社について
本 社:大阪市中央区南本町1丁目8番14号
設 立:1999年8月17日(サービス開始:1996年12月23日)
従業員:344名
資本金:8億9530万円
売上高:120億8,600万円(平成28年3月期)
URL:http://www.sakura.ad.jp/

■この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
さくらインターネット株式会社 広報宣伝室
TEL:03-5332-7072  問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr