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さくらインターネット、石狩市教育委員会に協力し、石狩市の全小学校で「プログラミング教育出前授業」を実施
〜児童がプログラミングに触れる環境づくりを支援し、6月22日より開講〜

インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)は、北海道の石狩市教育委員会に協力し、石狩市内の全小学校で「プログラミング教育出前授業」を実施いたします。

IoTやAIをはじめとする技術の進展により、社会や産業、企業が大きく変化する「デジタルトランスフォーメーション※1」が叫ばれている現代において、文科省も「プログラミング的思考を発揮し、その時代の情報技術を効果的に活用して問題を発見・解決していくことの重要性」を明示しており※2、2020年度からの新小学校学習指導要領でプログラミング教育が必修化されることが決まりました。

学校においては、教師がどのように児童に対してプログラミング的思考の理解を促し、その理解度を計るのかがひとつの課題になると予想されます。そこで、石狩市では、授業形態や指導方法などを検討するため、市内の全小学校でプログラミング教育出前授業を実施します。

当社は、社会人はもちろん、学生を対象とした勉強会を多数開催してきたノウハウを活用し、石狩市教育委員会や石狩市の小学校教師と一緒に、児童が初めてプログラミングに触れる環境づくりを支援します。具体的には、カリキュラム作成や教材のアイデア提供を行うとともに、教師がプログラミング的思考を理解するための手助けや、教師の考える指導内容を授業で実現していくための協力を行います。

さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中 邦裕は次のように述べています。
「近い将来、誰もがITを使い、ITを作る世界がやってきます。それらを担う技術者の育成と、中でもセキュリティなどの高度IT人材の発掘が社会全体の課題となっています。しかし、小学校におけるプログラミング教育は、職業訓練のような実践的なものではなく、子どもたちがITに興味を持ち、親しんでいく第一歩であると考えます。将来抵抗なくITが使えるようになるだけでなく、運動や音楽が得意な子がいきいきと才能を伸ばしていくように、子どもたちが楽しみながらプログラミングに触れる中で、才能ある子どもを発掘し、輝ける場を作ってあげられるよう、支援してまいります。」

「プログラミング教育出前授業」は、6月22日(木)の石狩市立八幡小学校での授業を皮切りに、市内の全小学校で順次実施予定です。

さくらインターネットは、本支援以外にも、子ども向けの電子工作とプログラミング教室を主催・運営する非営利団体も設立しています。今後も、電子工作やプログラミングを通じて、将来のIT人材の創出に貢献してまいります。

※1 デジタルトランスフォーメーション:2004年、スウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が提唱した「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念。既存のビジネスや業務に新技術を取り入れるだけでなく、ビジネスモデルを変え、経済活動のみならず、個人の生活や社会構造にまでデジタル化の影響が及ぶとされている。

※2 【参考】文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

さくらインターネット株式会社について

本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号
設 立:1996年12月23日
従業員:409名
資本金:22億5,692万円
売上高:139億6,197万円(平成29年3月期)
URL: https://www.sakura.ad.jp/

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

さくらインターネット株式会社(担当:広報)
TEL:03-5332-7072
問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr