News

2023年4月開校予定の「神山まるごと高専」を支援する寄付を行いました

さくらインターネット株式会社は、2023年4月に徳島県神山町に設立予定の私立高等専門学校(以下、高専)である「神山まるごと高専」に対して、企業版ふるさと納税を用いて寄付を行いました。

神山まるごと高専ロゴ

徳島県神山町は地方創生の先進的な取り組みを行っている自治体として注目され、さまざまなITベンチャー企業などがサテライトオフィスを設置しています。その神山町に設立が計画されている「神山まるごと高専」は、プログラミング・IT・AIといった最先端技術だけではなく、デザイン・アート・心理学・哲学・論理的思考やディベートなどのカリキュラムも取り入れた、社会に変化を生み出す力や起業家精神を持った人材を育てる、次世代型の高専です。「神山まるごと高専」では、神山町に集まるさまざまな業種の専門家、そして神山町役場や住民の皆さまが一体となって、町全体を学びの場として、より実践的な力を身につける探究型学習が行われます。日本に新たな高専が設立されるのは約20年ぶりのことです。

DX人材の不足が叫ばれる中、私たちはDXに携わる業界の一員として人材育成に関わる必要性を感じています。そこで「神山まるごと高専」のコンセプトやビジョンに賛同し、企業版ふるさと納税を用いて開校を支援することとしました。

今回の寄付にあたって、自身も高専の卒業生である代表取締役社長の田中邦裕は下記のコメントを寄せています。

「テクノロジー人材を育成する高専という環境の優位性、そしてその学生の皆さまへの期待のまなざしは年々高まっています。そしてプロトタイピングツールやクラウドファンディングなどを活用し、小さくとも社会に影響を与える製品やサービスを世に出していくことは、もはや特別なものではなくなりました。このような社会環境の変化にフィットした教育が高専にも今求められています。その具体例がアントレプレナーシップです。高専生の持つポテンシャルを考えると、起業を目指す学生がもっと増えていいはずです。先進的なカリキュラムによって、学生たちの『やりたいこと』を『できる』に変える神山まるごと高専にさくらインターネットが貢献できることを誇りに思っています。」

さくらインターネットは、神山まるごと高専に限らず、全国の高専に対してさまざまな支援を行っています。今後も将来のDX人材創出の一助となるように取り組んでまいります。

参考情報

神山まるごと高専 公式サイト

https://kamiyama-marugoto.com/

神山町役場

https://www.town.kamiyama.lg.jp/

本件に関する神山まるごと高専のプレスリリース

神山まるごと高専の開校を、企業版ふるさと納税で4社が支援(神山まるごと高専)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000049229.html

神山まるごと高専への報道関係のお問い合わせ先

神山まるごと高専設立準備委員会 広報担当
E-mail : pr@kamiyama-marugoto.com
TEL : 090-7241-8765