国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、2009年9月18日、インターネットデータセンターを支える基幹ネットワークであるバックボーンネットワークの回線容量を、173Gbpsから183Gbpsに増強いたしましたのでお知らせいたします。
当社は、本町、堂島(いずれも大阪市)、池袋、東新宿、西新宿、代官山(いずれも東京都)の6データセンターにおいて、専用・共用ホスティングおよびハウジングサービスを提供しております。この度、トランジット接続を10Gbps増強、併せて各データセンター間と接続拠点を結ぶネットワーク構成の最適化を実施し、コンテンツ配信能力の強化を図りました。
総務省の発表によると、国内のダウンロードトラフィックは推定で1.23Tbps(※1)となり、ブロードバンド契約者数の増加と相まって、この1年で約1.4倍に伸びております。また、コンテンツのリッチ化や、クラウドコンピューティングなどに代表されるネットワークを介したサービスの利用などにより、データセンターにはコンテンツの配信能力が問われています。
当社は、コンテンツ配信能力に優れたデータセンターとして、日本最大のバックボーンネットワークを構築・運用してまいりました。今年7月のインプレスビジネスメディア社の調査によると、インターネットデータセンター回線総量ランキングでは当社は第1位(※2)となっており、その圧倒的なデータ配信力と価格競争力の優位性を活かし、SNSやブログ、動画共有サイトなど多くのトラフィックを集める人気コンテンツを保有するお客様にご好評いただいております。
今年4月のバックボーンネットワーク増強に続き、この度さらに10Gbps増強し、コンテンツ配信能力を更に強化いたしました。当社は、今後も継続してバックボーンネットワークの強化に取り組み、コンテンツ配信能力の更なる向上と日本のインターネットコンテンツの発展を支えてまいります。

さくらインターネット 対外接続の構成

さくらインターネット 内部ネットワークの構成
尚、さくらインターネットのバックボーンネットワークの詳細つきましては、以下のウェブページをご覧ください。
http://www.sakura.ad.jp/backbone/
以上
※1 総務省「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」(2009年8月6日発表)
※2 インプレスビジネスメディア「インターネットデータセンター完全ガイド2009年夏号」(2009年7月1日発行)