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さくらインターネットのGPUコンピューティング基盤が、情報通信研究機構(NICT)のディープラーニング翻訳の計算機資源として採用
〜多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」向けインフラとして提供〜

2019年6月17日
  • さくらインターネット株式会社

 インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)のGPUコンピューティング基盤である「高火力コンピューティング」が、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)が研究する「ディープラーニング翻訳の高度化のための計算機資源の借入」として採用されました。

 近年の訪日外国人の急増を背景に、日本人と外国人の言葉の壁を超える手段の1つとして、音声翻訳システムのニーズが高まっております。日本政府は「グローバルコミュニケーション計画」※1の中で2020年までに多言語音声翻訳システムの社会実装を目指すと発表しており、より高精度なシステムの開発が急がれています。

 昨今、音声翻訳システムの高精度化にはディープラーニングが最も寄与すると言われており、世界中で研究開発が推進されています。日本においては、以前よりNICTが「VoiceTra」※2に代表される多言語音声翻訳システムの研究開発と実証実験を実施しており、本案件ではNICTが推進するディープラーニング翻訳のインフラとして、当社のAIやディープラーニングに最適な物理サーバーをクラウドのような手軽さで利用できる「高火力コンピューティング」が採用されました。当社は、NICTが推進する高精度かつ高速な多言語音声翻訳システムの実現と社会実装を高性能な計算機資源の提供で貢献します。

 当社は今後も、さまざまなニーズにお応えするインターネットインフラサービスの提供を目指してまいります。

「VoiceTra」アプリ画面のスクリーンショット
 https://voicetra.nict.go.jp/picture01.html

本案件の詳細

 契約先 :国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
 提供規模:計算用サーバー 109台
      GPU 872基
      総理論演算性能 約6.09PFLOPS(ペタフロップス)※3
 提供サービス:高火力コンピューティング

<参考情報>「高火力コンピューティング」について

高性能な物理サーバーをクラウドのような手軽さで利用できる計算資源用に最適化したサービスです。GPUシステムを手元で動かしているかのような高い操作性・性能のGPUコンピューティング環境を、すぐに利用できます。

サービスサイト

https://www.sakura.ad.jp/koukaryoku/

 

※1  「グローバルコミュニケーション計画」とは、総務省が平成26年4月に、世界の「言葉の壁」をなくすことをミッションとして発表。
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000285578.pdf
※2  「VoiceTra」とは、NICTの音声認識・翻訳・音声合成技術を活用した音声翻訳アプリ。https://voicetra.nict.go.jp/
※3 ペタフロップス(PFLOPS)は、コンピュータの処理能力の単位で、Peta Floating-point Operations Per Secondの略。Petaは1000兆(10の15乗)であり、毎秒1000兆回の浮動小数点演算ができることを表す。

※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。

さくらインターネット株式会社について 

本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号 
設 立:1996年12月23日
従業員:491名
資本金:22億5,692万円 
売上高:195億146万円(2019年3月期) 
URL  :https://www.sakura.ad.jp/corporate/ 

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先 

さくらインターネット株式会社 広報担当 
TEL:03-5332-7070 E-mail:press-ml@sakura.ad.jp