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【6/21は仕事も遊びも一生懸命の日】リモートワークの課題は「社内コミュニケーション」と「運動不足」
〜所属企業にリモートワーク制度のある660人に「リモートワーク活用の実態について」を調査〜

クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)は、6月21日の仕事も遊びも一生懸命の日を前に、所属企業にリモートワーク制度のある660人に対して、リモートワーク活用の実態についての調査を実施しました。

調査サマリ

・実際にリモートワーク制度を活用したことがある人は約80%
・60%以上の人が週の半分以上をリモートワーク
・リモートワークの課題は「社内コミュニケーション」と「運動不足」

調査結果

実際にリモートワーク制度を活用したことがある人は約80%

所属企業にリモートワーク制度があり、その制度を利用したことがあるかについては「はい」(81.5%)、「いいえ」(17.9%)と約80%の人がリモートワークを実施したことがあることが分かりました。

60%以上の人が週の半分以上をリモートワーク

リモートワーク制度の活用頻度については、Top3が「週2~3回程度」(30.7%)、「週4~5回程度」(20.4%)、「毎日」(14.3%)と60%以上が週の半分以上においてリモートワークを活用していることが分かりました。

リモートワークの課題は「社内コミュニケーション」と「運動不足」

 

リモートワークと出社の比較については、「朝の時間に余裕がある」(リモートワーク:83.3%、出社:0%)、「ワークライフバランスが整う」(リモートワーク:42.7%、出社:12.8%)、「家族とのコミュニケーションが取りやすい」(リモートワーク:51.9%、出社:1.7%)の項目でリモートワークのポイントが高い結果となりました。このことにより、朝の時間への余裕、ワークライフバランス、家族コミュニケーションがリモートワークのメリットであると考えられます。

一方で、「運動不足を感じる」(リモートワーク:68.4%、出社:5.2%)という質問に対しては、リモートワークのポイントが高く、「会社のメンバーとのコミュニケーションを取りやすい」(リモートワーク:9.1%、出社:61.3%)という質問に対しては、リモートワークのポイントが低くなりました。このことより、リモートワークの課題は、運動不足や社内コミュニケーションであると考えられます。

さくらインターネットのリモートワークに関する取り組み

【リモートワーク率90%越え】リモートワーク前提の働き方への迅速な転換

当社は、会社が「働きやすい」環境を提供し、その中で社員個人が「働きがい」を追求できることを理想として、働き方の多様性を尊重するさまざまな取り組みをおこなっています。このような考え方を「さぶりこ」と総称し、これまでフレックス制度やリモートワークの導入、パラレルキャリアの推進など、社員が働きやすい環境、制度の整備に注力してまいりました。

そして2020年4月、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、働く場所にとらわれず活躍できる環境づくりをさらに推進すべく、リモートワーク前提の働き方へ転換。それに伴い、2020年5月以降は毎月3,000円の通信手当を支給しています。
また、リモートワークを前提とした新たな働き方に向け、東京都新宿区に構える東京支社のオフィスを業務のための場からコミュニケーションやイノベーションを生むための場へとリニューアルしました。

その結果、社内調査により2021年5月のリモートワーク実施率は約93%となりました。

 

【社内コミュニケーションDX化】クラウド&雑談によるリモートコミュニケーション

 

当社では、オンラインでもスムーズにコミュニケーションを取るためのクラウドサービスを複数導入しています。
また、2020年4月に原則出社をしないリモートワーク前提の働き方へ転換した際、クラウドサービスを利用した「雑談」を大切にする文化を全社的に醸成してまいりました。

これらの効果により、意図的に雑談を行う時間を設ける動きが活発になりました。部署内とどまらず、社員自らが社内に向けて映像や音声で発信を行う「さくらじ」などのクラウドサービスを活用した社内報のDX(デジタルトランスフォーメーション)化が行われました。

その結果、社内におけるコミュニケーションの調査において「一緒に働くメンバーとのコミュニケーションは取れている」に「そうだ」や「まあそうだ」と答えた方の割合は83.5%※1であり、リモートワーク前提の働き方へ転換後も高い水準でコミュニケーションが取れています。

総括

今回の調査では、リモートワーク制度がある企業において実際にリモートワーク制度を活用したことある人は約80%、そのうちの60%以上の人が週の半分以上においてリモートワークを実施しているという結果がでました。このことから、リモートワークを導入している多くの企業では、実際に制度が利用されていることが分かりました。

また、リモートワークを行っている人の大半が「朝の時間に余裕がある」や「家族とのコミュニケーションが取りやすい」といったプライベートでのメリットを感じていました。一方で、「運動不足」や「会社のメンバーとのコミュニケーション」が課題となっています。さくらインターネットでは以前より、リモートワークを導入しています。2020年4月にリモートワーク前提の働き方へと転換し、2021年3月のリモートワーク実施率は90.3%となりました。
また、今回の調査で課題の一つとなっていた社内コミュニケーションにおいては、クラウドサービスを数多く導入し、社内コミュニケーションのDX化を行うことで、「雑談」を大切にする文化を全社的に醸成しました。

当社は今後も、従業員が安心して働ける職場環境を提供し、従業員個人が働きがいを追求できるよう努めてまいります。
そして「『やりたいこと』を『できる』に変える」の理念のもと、従業員およびお客さまの満足度を高めることを第一に、お客さまのニーズに沿った新たな価値創造を行い、社会全体のDX化に貢献してまいります。

【調査概要】
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
調査対象:所属企業にリモートワーク制度のある660名
調査実施日:2021年5月31日

※1 2021年3月の調査より
※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。

会社概要

代表者:代表取締役社長 田中 邦裕
本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号
創 業:1996年12月23日
設 立:1999年8月17日
URL :https://www.sakura.ad.jp/corporate/

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

さくらインターネット株式会社 広報担当
E-mail:press-ml@sakura.ad.jp