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さくらインターネット、気象庁と約25億円のハイパフォーマンス・クラウドサービス提供に関する契約を締結
〜ベアメタル型GPUクラウドサービス「高火力 PHY」を提供〜

 デジタルインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕、以下「さくらインターネット」)は、気象と「ハイパフォーマンス・コンピューティング・クラウドサービスの提供」についての契約を締結しました。

 今回気象庁が公募した「ハイパフォーマンス・コンピューティング・クラウドサービスの提供」は、台風の進路予測等の精度向上に向けた取り組みを加速化するため、気象庁内に保存された高頻度かつ高解像度の観測データおよび数値予報データを取得し、それらを利用した数値予測技術開発を行うための開発環境をクラウドサービス上で利用可能にすることを目的とされています。

 このたびの契約締結により、気象庁が取り組んでいる台風進路予測の精度向上を図るためのクラウドインフラとして、当社が提供するベアメタル型GPUクラウドサービス「高火力 PHY」が採用されました。

 さくらインターネットは、今後もコンピューティングリソースを安定供給確保し、デジタルインフラ企業としてデジタル社会の継続的な発展へ寄与してまいります。

案件概要

契約件名 ハイパフォーマンス・コンピューティング・クラウドサービスの提供
発注者 気象
落札金額抜き 2,557,437,426円
入札方式 一般競争入札(総合評価落札方式)
契約期間 2026年1月30日~2030年3月31日

さくらインターネット株式会社 執行役員 眞崎 さゆりのコメント

このたびは本契約を締結できましたことを、心より光栄に存じます。
気象庁さまは、「2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」※1で示されたビジョンに基づき、台風防災のための数日先予測の高精度化を重点目標の一つとして掲げられています。当社もこの目標に意義を感じており、「高火力 PHY」を提供することで、本目標の達成に向け力強く支援してまいります。
※1 交通政策審議会気象分科会提言「2030年の科学技術を見据えた気象業務のあり方」について(https://www.jma.go.jp/jma/press/1808/20a/bunkakai_rep.html

生成AI向けクラウドサービス「高火力」について

「高火力」は、高性能なGPUを利用可能な生成AI向けクラウドサービスです。2024年1月より「高火力」の第1弾としてベアメタルシリーズ「高火力 PHY」を、第2弾としてコンテナーシリーズ「高火力 DOK」を、第3弾としてVMシリーズ「高火力 VRT」を提供しています。
さくらインターネットは、生成AIに関わるコンピューティングリソースを安定供給確保することが日本のデジタル社会を発展させるために必要不可欠であると考え、本サービスの提供を推進しています。

関連情報

さくらインターネット、NVIDIA H100 GPUを搭載した生成AI向けクラウドサービス「高火力」の第一弾を2024年1月31日より提供開始(2024年1月24日公開)
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2024/01/24/1968214844/

さくらインターネット株式会社について

代表者:代表取締役社長 田中 邦裕
本 社:⼤阪市北区⼤深町6番38号 グラングリーン⼤阪 北館 JAM BASE 3階
創 業:1996年12月23日
設 立:1999年8月17日
URL :https://www.sakura.ad.jp/corporate/

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

さくらインターネット株式会社 広報担当
問い合わせフォーム:https://sakura.f-form.com/sakurapr

 

 

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