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衛星データプラットフォーム「Tellus」、地域経済分析システム「RESAS」や位置情報データの追加、開発環境の「Jupyter Lab」対応などのバージョンアップを実施

2019年6月28日
  • さくらインターネット株式会社

 インターネットインフラサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕)は、経済産業省より受託運用する、クラウド上で衛星データの分析ができる日本初の衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」※1において、2019年6月28日にバージョンアップを行います。

 このたびのバージョンアップでは、地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」や株式会社ブログウォッチャーのプロファイルパスポート(位置情報データ)などのデータ追加を実施します。また、これまで開発環境として提供していたデータ分析ツール「Jupyter Notebook」を「Jupyter Lab」へアップデートし、Pythonのほか新たなプログラミング言語としてRにも対応します。さらに、任意の地域を設定し、その地域のデータが追加されるとメールでユーザーに通知を行う「エリア通知機能」を提供します。

 Tellusは、2019年2月21日の運用開始から多くのユーザーにご利用いただき、アカウント登録数は1万個を超えました。さくらインターネットは今後も随時Tellusの機能改善を行い、より魅力的なプラットフォームにすべく尽力いたします。そして、Tellusを通じて衛星データと地上データの産業利用を促進することにより、衛星データによる新たな価値創造による日本の経済力強化へ貢献してまいります。

Tellusのバージョンアップ内容について

データの追加

地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」

RESASは、地方創生のさまざまな取り組みを情報面から支援するために、経済産業省と内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)が提供する、産業構造や人口動態、人流などの官民ビッグデータを集約・可視化を目的としたシステムです。現在、各都道府県の農業関連の地域統計データを閲覧することができます。今後、漁業、林業、観光などのデータを順次追加してまいります。

ASNARO-2のSAR画像データ

光学画像のASNARO-1と比較できるほど高分解能(解像度1~2m)なSAR画像データで、雲を透過して地上の様子を観測できます。ASNARO-2のSARデータは、クラウド上でのオープン&フリー化としては世界初となります。

・ASNARO-2のSAR画像データ(オランダ ロッテルダム港付近)

プロファイルパスポート

株式会社ブログウォッチャーが提供するスマートフォンの位置情報データプラットフォームです。ユーザーの許諾が取れている位置情報データを活用して、人の移動の流れを時系列に確認でき、例えば気象条件による人の移動の変化を見ることができます。

・東京都23区付近の位置情報データ

ASNARO-1とLandsatのバンド別画像データ

これまで光学画像データを提供していたASNARO-1とLandsatのバンド別(波長ごとのデータ)の画像データです。これにより、雲と積雪の識別や、植物の活性度などが分かるようになります。

・ASNARO-1のバンド別データ(植生を緑色に配色したもの)

©NEC, Distributed by PASCO CORPORATION

開発環境の「Jupyter Lab」対応

これまでTellusの開発環境として提供していたデータ分析ツール「Jupyter Notebook」を「Jupyter Lab」にアップデートし、Pythonのほか新たなプログラミング言語としてRにも対応します。
開発環境の詳細は以下ウェブサイトをご覧ください。

・開発環境について
 https://www.tellusxdp.com/ja/dev

詳細

このたびのバージョンアップの詳細は、Tellusのオウンドメディア「宙畑」の記事をご覧ください。
https://sorabatake.jp/6279

Tellusについて

概要

Tellusは、さくらインターネットが経済産業省の「政府衛星データのオープンアンドフリー化・データ利活用促進事業」を受託し、開発・運用に取り組んでいる衛星データプラットフォームです。衛星データや衛星データを扱うさまざまなツールの提供、アプリケーションなどの開発環境、衛星データ活用のためのトレーニングおよび衛星データコンテストなどの教育コンテンツ、そして衛星データを活用するためのさまざまなドキュメントを提供するオウンドメディアといった機能を有します。また、Tellusには衛星データに加え、気象、人流などの地上データを順次搭載しています。

搭載データ

クラウド上でのオープン&フリー化としては世界初となるALOS2、ASNARO-1、ASNARO-2などといった衛星データやその他の地上データを搭載しています。データは今後も随時追加してまいります。データ一覧は以下ウェブサイトをご覧ください。
https://www.tellusxdp.com/dev/data

料金

無料※2

Tellus ウェブサイト

https://www.tellusxdp.com

衛星データの可視化ツールの画面イメージ

※1 名称は、宇宙から得られる地上のデータにより豊かな未来を作り出したいという意を込め、大地の女神「Tellus(テルース)」から取っています。 
※2 分析のためのクラウドなどのコンピューティングリソースは原則無料となりますが、上限があります。また民間企業が提供する商業衛星データなどを購入し、Tellus上で利用できる機能も今後整備する予定です。

※プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。

さくらインターネット株式会社について 

本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号 
設 立:1996年12月23日
従業員:491名
資本金:22億5,692万円 
売上高:195億146万円(2019年3月期) 
URL  :https://www.sakura.ad.jp/   

Tellus利用に関する一般の方からのお問い合わせ先 

E-mail:info@tellusxdp.com

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先 

さくらインターネット株式会社 広報担当 
TEL:03-5332-7070 E-mail:press-ml@sakura.ad.jp