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さくらの学校支援プロジェクト、IT企業単独で初の「科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)」を受賞
〜学校への授業支援によるプログラミング教育の普及啓発が評価〜

 さくらインターネット株式会社本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕で実施していたさくらの学校支援プロジェクト令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(理解増進部門)を受賞いたしました。 

  当社は、ICTを活用し難しい課題を解決する思考力を持ったDX人材を育成することは、社会全体のDXを加速させるために必要不可欠であると考え、本活動を推進してまいりました 

 本活動は2017年より「石狩市への小学校プログラミング教育支援プロジェクト」として学校自律的学習指導要領に沿ったプログラミング教育推進を目指し支援を開始したことが始まりです2019年からはプロジェクト名称を「さくらの学校支援プロジェクト」と改め、対象学校のみならずIT企業エンジニアまで広げ、プログラミング教育の普及啓発を実施してまいりました。 

 その活動の結果が広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与しこと認められ、今回の受賞となりました。科学技術分野の文部科学大臣表彰理解増進部門は、平成10年度に新設された賞であり、活動初めてのIT企業単独での受賞となりました。  

 さくらインターネットはDXプラットフォーマーとして、これからも教育のDX化に貢献してまいります 

さくらの学校支援プロジェクトについて

解決した課題 

 2017年当時、教育委員会および学校、IT 業界の双方において、新学習指導要領における「プログラミング教育」への理解に乏しく、特に地方での人的支援が遅れていました。 

 実施した解決策 

 上記課題を解決するために本活動では出前授業の実施や情報の刊行による現場に寄り添った情報発信ITエンジニアや保護者向けの講演会や業界団体と連携を行うことで以下のことを実現しました。 

  • 教育現場の「プログラミング教育」に対する理解増進を促進
  • 理解の段階に応じた柔軟な支援体制展開
  • ITエンジニアや保護者へ向けた学校の取り組みに対する理解増進
  • IT業界団体「CSAJ プログラミング教育委員会連携 

結果 

 出前授業後に実施したアンケートにて、9割近くの教員がポジティブな回答をするなど、教員の意識変革をもたらすことができましたまた、地域の支援者による新たなコミュニティ活動につながるなど、地域でのプログラミング教育理解増進に寄与しています。 

 これにより、教育業界とIT 業界が一丸となってプログラミング教育の理解増進活動に取り組める環境整備ができたと考えられます。 

石狩市小学校での出前授業の様子

OSC大阪でのセミナーの様子

受賞者

  • 朝倉 恵(あさくら めぐみ)
    社長室 

 

  • 前佛 雅人(ぜんぶつ まさひと)
    クラウド事業本部

 

  • 大喜多 利哉(おおきた としや)
     クラウド事業本部
     

 

  • 三谷 公美(みたに くみ)
    クラウド事業本部
     

 

  • 芳浦 卓司(よしうら たくじ)
    社長室
     

 

 

参考情報 

文部科学大臣表彰(理解増進部門)について

文部科学省では、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を定めています。 

 理解増進部門は、青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った者が対象となっています。 

文部科学省「令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞候補者の推薦について」から参照 
https://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1417596_00004.htm 

令和年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定について

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00547.html

受賞の対象となったについて

さくらのナレッジでは、受賞の対象となった取り組みについて、詳細にご紹介しています。ぜひご覧ください。 

 さくらの学校支援プロジェクトを振り返る 
【第回】石狩市へのプログラミング教育支援が始まるまで 
https://knowledge.sakura.ad.jp/27207/ 

【第2回】手探りのプログラミング教育 
https://knowledge.sakura.ad.jp/27222/ 

【第3回】手引による共通指針で、自信と手応えを感じる先生方 
https://knowledge.sakura.ad.jp/27584/ 

【第4回】自走し始めたプログラミング教育と、他地域への広がり
https://knowledge.sakura.ad.jp/27716/
 

【第5回】小学校の学習指導要領がスタート 
https://knowledge.sakura.ad.jp/27782/

【第6回】さくらの学校支援プロジェクト 活動の振り返り 
https://knowledge.sakura.ad.jp/27811/ 

 プレスリリースに掲載されている内容は発表時点の情報です。その後、予告せず変更となる場合があります。 

さくらインターネット株式会社について

本 社:大阪府大阪市北区大深町4番 20 号 
創 業1996年12月23日 
設 立:1999年8月17日 
資本金:22億5,692万円 
URLhttps://www.sakura.ad.jp/corporate/ 

この件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

さくらインターネット株式会社 広報担当 
E-mail:press-ml@sakura.ad.jp